大腸内視鏡検査/下部消化管内視鏡検査

内視鏡を肛門から入れて、直腸から盲腸までの大腸全体を詳細に調べます。ポリープなどの異常所見があれば、必要に応じてその組織の一部を採取して、良性か悪性かなどの病理検査(顕微鏡による検査)をすることもできます。また、状況にもよりますが、その場でポリープを切除することも可能です。
当院では、すべての検査を日本消化器内視鏡学会認定の内視鏡専門医が行っていますので、少ない苦痛で安心して検査を受けていただくことができます。

○内視鏡検査前の事前準備について

大腸内視鏡検査では、偶発症を減らし精度の高い検査を行うために、事前に腸の中を空にする必要があります。医療機関により準備の方法には多少の違いがありますが、当院では主に次の方法で実施しています。
方法:検査の前日は普通の食事が可能です。普段の便秘の有無などの状況により、夕食後と就寝前に下剤をお飲みいただくことがあります。検査当日は早めに来院いただき、検査予定時間の数時間前から専用の水薬をお飲みいただいて腸内をきれいに洗います。きれいになった方から順次検査を行います(順番が前後することがあります)。正確で効率のよい検査を行うために大切な準備です。この準備が不十分だと、検査に時間がかかったり、やり直しになってしまうこともあるため、ご協力をお願いしています。

○内視鏡治療について

内視鏡治療は、内視鏡を使用して大腸の内側からポリープを切り取る方法です。大腸の粘膜には痛みを感じる神経がないため、通常は痛みはありません。内視鏡的ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの種類があります。当院では、状況によって内視鏡的ポリペクトミーを実施しています。その他の治療が必要な場合には、高次医療機関へのご紹介を行っております。