胃カメラ検査/上部消化管内視鏡検査

鼻(または口)から内視鏡を挿入し、口腔内、食道、胃、十二指腸を直接観察して病気を探します。

異常を認めた場合には、病変の一部をつまみ(以下、「生検」といいます)、細胞の検査を行うことがあります。また、ピロリ菌関連胃炎が疑われた場合には、その検査を行うことがあります。その他、色素を散布して、病変を見やすくすることもあります。


当院では、すべての検査を日本消化器内視鏡学会認定の内視鏡専門医が行っていますので、少ない苦痛で安心して検査を受けていただくことができます。

●偶発症について
 偶発症(十分に注意して慎重に検査を行っても「絶対にない」とは言い切れないもの)が発生する頻度は、治療が必要となるものは10万件に78件(日本消化器がん検診学会)と報告されています。
①内視鏡による、粘膜の損傷、出血、穿孔(穴が開くこと)
②生検による大量出血・穿孔
③薬剤によるアレルギー
④検査前からあった症状の悪化
⑤経鼻内視鏡検査後の鼻痛や鼻出血

※次に該当する方は、必ず事前に医師と相談してください。
①薬剤または食物アレルギーのある方
②心臓病、前立腺肥大症、甲状腺機能亢進症などで治療中の方
③血液をサラサラにする薬(ワーファリン、バファリンなど)を服用している方

●精密検査や治療が必要になった場合は・・・
検査の結果を踏まえ、必要に応じて専門の高次医療機関へご紹介させていただきます。当院では、大学病院やがんセンターはもとより、地域の複数の中核病院とも綿密な連携を取っており、シームレスな対応を行っております。

市の胃がん検診(胃内視鏡検査)について


当院では例年、さいたま市の胃がん検診は胃透視検査(バリウム検査)でしたが、令和2年度からは内視鏡検査になります。対象者にはさいたま市から受診票が送付されます。


下記に該当される方は、市の胃がん検診の対象外となりますのでご注意ください。
①食道、胃、十二指腸の疾患で治療中もしくは経過観察中の方
②1年以内に胃内視鏡検査を受けたことのある方
③胃全摘術後の方
④咽頭、鼻腔などに疾患があり、内視鏡が挿入できない方
⑤呼吸不全のある方
⑥重篤な不整脈などの心疾患のある方
⑦明らかな出血傾向またはその疑いのある方
⑧重度の高血圧の方
⑨妊娠中または妊娠の可能性のある方

 

がん検診はどのような優れた検査でも、がんを100%発見することは困難です。自覚症状などがありましたら、速やかに受診することが大切です。

検診の結果が「異常なし」であった方も、疾病の早期発見のために定期的なかん検診を心がけてください。